経営コラム - 2026-01-08

日本経済雑感「インフレですよ」「インフレ対策」

1.インフレですよ

 自・公両党が衆議院選挙・参議院選挙で負けたのは、自民党の裏金の問題よりも物価が高騰し、庶民の生活苦を何とかしてほしいという思いを踏まえた消費税廃止や103万円の壁を訴えた野党の勝利となったと思います。

 

 物価の番人である日銀の植田総裁の力にすがるしかありませんが、消費者物価は44か月以上に渡って2%超が続いています。本来エネルギー、素材、食料品等の輸入物価を下げるために為替レートを円高にすればいいものを誰に忖度しているのかわかりませんが、政策金利を上げません。そのため円安になり輸入物価が上がっています。但し円安のため輸出企業にとっては、輸出ドライブがかかり企業利益は嵩上げされることになり良いのですが、国民の暮らしからすると問題です。

 

 賃金の持続的なアップを伴うインフレは歓迎ですが、2年に1回の報酬改定の介護・医療業界は厳しい状況です。財務省は病院は厳しい(久留米大学病院、福岡大学病院は赤字)が診療所は黒字で儲かっているとアナウンスしていますが、10%~20%診療報酬アップしないと医療機関・介護施設等は消滅するかもしれません。

 

2.インフレ対策

インフレには現金・預金は目減りしますので、目減りしないもの?以前から金が良いと言っていましたが4,000ドルを超えて5,000ドルを目指す動きになりました。金の現物コインも良いし、金ETFも一考かもしれません。株はよくわからない人は投資信託、国内海外含めて検討するのもよいかもしれません。

 

新NISAやiDeCoも検討するのもよいかと思います。仮想通貨は金融商品に組み入れることを検討していますが、裏付けがないのでどうかと思います。よくわかりません。但し、投資は自己責任を肝に銘じてください。

                          川庄会計グループ代表

                          公認会計士 川庄康夫


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