お客様から会社設立の理由を聞く中で結構多いのが「個人形態よりも会社形態の方がお金を借りやすいと聞いたので・・・」という理由です。
確かにいろいろな書籍、HPを見てもこの話は結構出てきますね。そこで実際のところはどうなのかを融資案件を数多く手掛けられている金融機関の方に聞いてみました。
結論から言うと「会社形態だからお金がすぐ借りられるということはございません・・・」とのことです。
理由としては以前であれば株式会社を設立するには資本金は1000万円以上必要などのハードル設けていたため、それなりに「会社=信用力」はありました。
しかし、現在は最低1円の資本金から会社設立は可能ですし、個人形態となんら変わらない会社も数多く存在します。
そのような中で「会社だから借りやすい」ということにはならないとのことです。
ではどうすれば良いのでしょうか?
まずは経営計画が重要になってきます。
会社を設立して今後事業を展開していく上で羅針盤となるべき経営計画書が作成されていないと金融機関は融資の判断ができません。
経営計画書も「どういう販売先があり、いつの時期から売上が発生する、よって何時いつまでの繋ぎ資金が必要である」などの具体的根拠(行動計画)がより重要なアピールポイントになるでしょう。
創業企業に積極的に融資をしてもらえる政府系金融機関(日本政策金融公庫など)でも経営計画書は非常に大事になってきます。
会社設立をご検討されている方は
弊社グループ福岡会社設立支援ネットhttp://www.fukuoka-yushi.com/までご相談ください。
末田 圭一
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