Posted by | 川庄 康夫 Yasuo Kawasho |
3.人生を生きる考え方
母「人生は苦労ばかりが多く、楽な事の方が少ない。苦労が多いというのはね、苦労が4年あるとしたら楽なことは3年しかないから。要するに1年苦労が多いわけです。そういうわけで苦労ばかり・・となるのですが、それは気持ちの持ちようで何とかなるものです。」
康夫「よくわかりませんが、苦労はやっぱり多いように思いますね。」
母は私が県立高校を落ちて私立の西南学院高等学校に行くことになったとき、また、東京の大学に行くことになったとき、「『クソ』という言葉には『何クソ』と『エークソ』の2つがあります。いつも『人生何クソ』という気持ちを持って何事もチャレンジしなさい。そして最後まで諦めないことです。」と、こう言いました。
それから、私はどんな困難にぶつかっても、「何クソ、負けるものか」と思い、ぶつかってきました。今も困難な問題にぶつかると、何クソ負けるか、と最後まで諦めない諦めないと思いつつ問題に対処しています。
「立ち止まってはだめですよ。前へ前へと進むのです。人生、死ぬまで勉強です。」私は公認会計士の仕事をしていますので、いろいろな人と接する機会があります。仕事の出来る人は自分の仕事に興味を持ち勉強している人かな、と思います。新しい仕事についても、そこで強い興味を持つことです。すると仕事の生産性も上がります。この時の気持ちが「何クソ、負けるか」ということです。母の教えは基本的に以下のことに集約されます。
① ネアカである事・・・少々のことではめげないし、一晩寝たら翌日には忘れてしまいます。新しいことにチャレンジできるし、クヨクヨしません。
② 謙虚な気持ちを持つこと・・・威張らない、驕らない。自分の態度や考え方はこのままでよいのか、といつも反芻することです。
③ 聞き上手であること・・・人の意見は素直な気持ちで聞くことです。自分の良し悪しが素直に判断できます。
④ 向上心があること・・・人間死ぬまで勉強です。勉強家でないと人生の成功は望めません。人に仕事に興味を持って勉強することです。
⑤ 感謝の気持ちを持つこと・・・世の中1人で生きてはいけません。いろいろな人の助けを受けて生活や仕事を完遂しています。廻りの人に感謝の気持ちを持つと、人があなたを援助してくれます。お互い楽しい世界に住むことが出来ます。
このような考え方を持った人間に育ててくれた母に感謝しています。
合掌
川庄会計グループ 代表 公認会計士 川庄 康夫
Posted by Yasuo Kawasho
代表取締役 川庄 康夫
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