節税対策 - 2020-02-04

小学校入学から高校卒業までに使われる税金

私たちが納税した税金はさまざまな所で使われていますが、今日は学校教育において使われる税金について見ていきたいと思います。

小・中・高すべて公立の学校に通った場合、一人当たりに使われる税金は小学校の1年間で¥876,000、中学校で¥1,015,000、高等学校で¥985,000になります。これらすべてを計算すると12年間で下記の通りの金額になります。

 

 

 

小学校  ¥876,000 × 6年間 = ¥5,256,000

中学校  ¥1,015,000 × 3年間 = ¥3,045,000

高等学校 ¥985,000  × 3年間 = ¥2,955,000 

             合計  ¥11,256,000 (※平成28年参考)

 

 

 

驚くほどたくさんのお金がかかっていることが分かります。授業中にうとうと居眠りをしていた自分が悔やまれます。

 さらに令和1年10月からは幼児教育も無償になりました。幼稚園に通う場合と保育園に通う場合とで無償となる金額は異なりますが、上限の1ヵ月¥37,000で考えると

1年間 ¥444,000 × 3年 = ¥1,332,000

上記の12年分と合わせると¥12,588,000になります。大学進学のための費用をこつこつ貯めているご家庭にとっては、実費で負担することは大変な金額です。

 

 

 

 私も小学校から高等学校まで公立の学校に通いました。先輩方が納めた税金により安心して教育を受けることができました。未来にバトンをつなぐ税金、子供達の笑顔のための納税だと考えると納税の意義を感じることができます。

 これから小学校に通う私の娘にもこのお話をしてみたいと思います。私自身は当たり前に感じていた義務教育でしたが、税金の仕組みが分かると意義を持って勉強してくれると思います。

 

 

 

 

川庄グループ 川庄公認会計士事務所 安部


ブログ TOP

節税対策 2023-11-24

昨日はとても暑く、夏が舞い戻って来たかと思いました。そんな中、「かすが自転車さんぽ2023」に参加してきました。参加したと言っても、各々自由 ...


経営コラム 2023-11-17

税務上、得意先等への接待で飲食等を行った際の費用が、1人当たり5,000円以下である場合には、交際費等から除くことができます。 なおこの場 ...


節税対策 2023-11-06

 法人が個人やフリーランスの方に下請け業務を依頼して支払いを行う場合、外注か又は給与のどちらに該当するか迷うケースがあると思います。 &n ...


人事労務コラム 2023-10-27

そろそろ年末調整の時期になりました。   令和5年の変更点について書きます。 今年は主に3つの変更点があります。 &nbs ...


お客様の声 2023-10-20

 10月からインボイス制度が開始されましたが、制度への対応は進んでおりますでしょうか。まだ制度が開始されたばかりで様々な課題等があると思いま ...


092-524-6556
営業時間 9:00〜17:00