民法の内容が大きく変わりそうです。
来年の通常国会に法案提出見込みですが、120年ぶりの大改正と言われています。
改正予定項目で、わたしたちに影響がありそうな項目を挙げてみます。
法定利率 5%固定金利 → 3%かつ3年ごとに1%刻みで見直し
金銭契約 個人保証が常態化 → 個人保証の原則禁止
経営者以外の保証人は、公証人が意思を確認
時効 短期消滅時効債権 → 5年に統一
飲食 1年 一般債権の原則10年は存続
診療費 3年などまちまち
保証人 マンション賃貸契約における
保証人が負う賠償限度額の規程を義務付け
敷金 規程なし → 返還義務と原状回復基準を明記
欠陥商品 契約解除か損害賠償 → 修理や交換を請求できることを明記
これ以外にも債権譲渡の緩和など気になる項目がいくつかあります。
これからもニュースや記事で取り上げられるでしょうから、ぜひ注目してみて下さい。
川庄会計グループ 川庄公認会計士事務所 馬場 俊輔
経営コラム 2024-04-12
これまでは、申告書等を書面で提出する際に、申告書の控えと返信用封筒を同封すれば、後日収受日付印が押なつされた書類が返送されていました。 し ...
節税対策 2024-04-05
桜が満開となりました。お花見という名目で飲みに行く機会も多いのではないでしょうか。そこで会社の交際費について書いていきます。 資本金1億円以 ...
人事労務コラム 2024-03-29
2024年度税制改正関連法が3月28日の参院本会議で可決、成立し、 1人当たり4万円の定額減税が実施されることになりました。   ...
相続・事業承継コラム 2024-03-22
4月1日より相続登記の義務化が開始されます。相続登記とは被相続人の所有していた不動産(土地・建物)の名義を相続人の名義に変更することを言いま ...
経営コラム 2024-03-08
会計ソフトや国税庁のHPで、個人の所得税の確定申告書を作成している際、所得金額が、2,000万円を超える方は、「財産債務調書」の提出が必要で ...