小規模企業の経営者や役員、個人事業主のみなさんは、小規模企業共済制度に加入されていますか?
小規模企業共済制度とは、国の機関である中小機構が運営する積み立てによる退職金制度です。節税しながら将来に備えられ、いざというときの貸付を受けることもできるメリットの大きい制度です。
◇掛金を払い込むときの節税効果
掛金は、その全額が「小規模企業共済等掛金控除」として課税対象所得から控除できます。また、月々の掛金は1,000~70,000円まで500円単位で自由に設定が可能で、加入後も増額・減額できます。
◇共済金を受け取るときの節税効果
共済金は、退職・廃業時に受け取ることができます。満期や満額はありません。
受け取り方は「一括」「分割」「一括と分割の併用」を選ぶことができ、一括受取りの場合は退職所得扱い、分割受取りの場合は公的年金等の雑所得扱いとなり、節税メリットがあります。
◇加入資格
・常時使用する従業員の数が5~20人以下(業種により異なります)の個人事業主または会社等の役員
・加入資格のある個人事業主が営む事業の共同経営者
早いもので、もう10月も終わろうとしています。
今年の節税対策をお考え中の方は、この制度を活用できるか検討されてみてはいかがでしょうか。
制度の詳細や、その他ご相談等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
川庄会計グループ 川庄公認会計士事務所 佐藤
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