小規模企業の経営者や役員、個人事業主のみなさんは、小規模企業共済制度に加入されていますか?
小規模企業共済制度とは、国の機関である中小機構が運営する積み立てによる退職金制度です。節税しながら将来に備えられ、いざというときの貸付を受けることもできるメリットの大きい制度です。
◇掛金を払い込むときの節税効果
掛金は、その全額が「小規模企業共済等掛金控除」として課税対象所得から控除できます。また、月々の掛金は1,000~70,000円まで500円単位で自由に設定が可能で、加入後も増額・減額できます。
◇共済金を受け取るときの節税効果
共済金は、退職・廃業時に受け取ることができます。満期や満額はありません。
受け取り方は「一括」「分割」「一括と分割の併用」を選ぶことができ、一括受取りの場合は退職所得扱い、分割受取りの場合は公的年金等の雑所得扱いとなり、節税メリットがあります。
◇加入資格
・常時使用する従業員の数が5~20人以下(業種により異なります)の個人事業主または会社等の役員
・加入資格のある個人事業主が営む事業の共同経営者
早いもので、もう10月も終わろうとしています。
今年の節税対策をお考え中の方は、この制度を活用できるか検討されてみてはいかがでしょうか。
制度の詳細や、その他ご相談等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
川庄会計グループ 川庄公認会計士事務所 佐藤
経営コラム 2023-12-01
令和5年分確定申告より、マイナポータルとe-Taxを連携することにより、 ・給与所得の源泉徴収票 ・国民年金基金掛金 ・iDeCo ...
節税対策 2023-11-24
昨日はとても暑く、夏が舞い戻って来たかと思いました。そんな中、「かすが自転車さんぽ2023」に参加してきました。参加したと言っても、各々自由 ...
経営コラム 2023-11-17
税務上、得意先等への接待で飲食等を行った際の費用が、1人当たり5,000円以下である場合には、交際費等から除くことができます。 なおこの場 ...
節税対策 2023-11-06
法人が個人やフリーランスの方に下請け業務を依頼して支払いを行う場合、外注か又は給与のどちらに該当するか迷うケースがあると思います。 &n ...
人事労務コラム 2023-10-27
そろそろ年末調整の時期になりました。 令和5年の変更点について書きます。 今年は主に3つの変更点があります。 &nbs ...