節税対策 - 2021-11-10

ふるさと納税の申告手続が簡素化されます

皆様はもうふるさと納税されましたか?

今年の収入もほぼほぼ見えてきたので、そろそろふるさと納税しようと思っている方も多いと思います。

 

そんなふるさと納税ですが、今度の申告より手続が簡素化されます。

これまでふるさと納税の利用を申告する際には、

各自治体から送られる「寄付金受領証明書」を元に手作業で入力する必要がありました。

しかし、令和3年分の確定申告からは、

特定事業者(国税庁が認めたふるさと納税サイト)が発行する

年間寄附額を記載した「寄附金控除に関する証明書」を利用することで、

簡単に申告ができるようになります。

 

e-taxを利用して確定申告をする場合は、特定事業者のポータルサイトから

ダウンロードできるXML形式データを一緒に送信するだけでOKとなります。

 

書類で確定申告をする場合は、

特定事業者のポータルサイトからダウンロードした証明書データを

国税庁が提供するQRコード付証明書等作成システムで読み込み、

これをプリントアウトした書類を確定申告書に添付することで申告が可能となります。

 

国税庁長官が指定した特定事業者の一覧はこちらです。

 

一方、ワンストップ特例制度を利用している場合はそもそも、確定申告は不要ですので、

今回の手続き簡素化において変更点はありません。

※ワンストップ特例制度とは、確定申告の必要ない給与所得者等で、

1年間の寄付先が5自治体以内である場合に利用できる制度です。

 

ますます利用しやすくなったふるさと納税、これを機に利用してみてはいかがでしょうか。

 

川庄公認会計事務所  大薗


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