「現金の領収書は保管しているが、クレジットカードの領収書はカード会社の明細があるから保管していない」
クレジットカード会社の明細は、日付、相手方、金額等が詳細に記載されていることが多く、非常に便利です。そのまま経費精算に利用している会社もあり、クレジットカードの領収書は保管していない場合もあるかと思われます。
この対応は非常に危険です。例えば、消費税は支払先が発行した領収書を保管する必要があり、クレジットカード会社の発行する明細はこれにあたらず、保管義務が尽くされていないということで、消費税の追加納付を税務調査で求められるケースが散見されます(注1)。
クレジトカードでも領収書は必ずもらう。これに越したことはありません。
注1...国税庁ホームページ質疑応答「カード会社からの請求明細書」を参照
川庄会計グループ 川庄公認会計士事務所 谷川敏明
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