個人事業者の方は基本的に所得税の納付が年3回に分けて行われます。
その1回目の納付が今月7月31日(月)となります。また、2回目の納付は11/30(木)
3回目の納付が確定申告となります。この内、1回目と2回目の納付を予定納税と言います。予定納税が必要な方は6月中旬ごろに税務署から通知書が届いているかと思われますので記載のある金額を納付することになります。
ではなぜ3回にも分けて納付するのでしょうか?それは1年分の納税額を分散させるためで、1年分を1回で納付するより3回で納付したほうが納税計画を立てやすいでしょということらしいです。
とは言っても予定納税額は去年の納付税額を基に計算しますので、今期の業績が前期よりあまりよろしくなかった方にとって税負担は大きいと感じます。その場合は減額承認申請を行うことにより納付額が軽減されますので検討されるのもいいかもしれません。
第1期については申請期限も迫っていますのでお早めに検討が必要になります。
また、納付し忘れる可能性が大の方は振替納税を検討されるのをお勧めします。
指定した口座より自動で引き落とされるので納付漏れの心配が必要なくなるのがメリットです。(残高不足の場合は納付書等で納付することになりますので注意が必要です。)
下記、予定納税の納付期限と減額承認の期限になります。
(納期限)
第1期・・・7/31
第2期・・・11/30
第3期・・・翌年3/15
(減額承認期限)
第1期・・・7/15までの申請
第2期・・・11/15までの申請
7月は他にも源泉所得税の納付(納期の特例)、固定資産税の第2期分の納付があり、意外と納付の多い月となりますので納付し忘れが無いように注意が必要です。
川庄公認会計士事務所 畠中
経営コラム 2023-12-01
令和5年分確定申告より、マイナポータルとe-Taxを連携することにより、 ・給与所得の源泉徴収票 ・国民年金基金掛金 ・iDeCo ...
節税対策 2023-11-24
昨日はとても暑く、夏が舞い戻って来たかと思いました。そんな中、「かすが自転車さんぽ2023」に参加してきました。参加したと言っても、各々自由 ...
経営コラム 2023-11-17
税務上、得意先等への接待で飲食等を行った際の費用が、1人当たり5,000円以下である場合には、交際費等から除くことができます。 なおこの場 ...
節税対策 2023-11-06
法人が個人やフリーランスの方に下請け業務を依頼して支払いを行う場合、外注か又は給与のどちらに該当するか迷うケースがあると思います。 &n ...
人事労務コラム 2023-10-27
そろそろ年末調整の時期になりました。 令和5年の変更点について書きます。 今年は主に3つの変更点があります。 &nbs ...